お知らせいきいき舎からのお知らせです

いきいき舎の介護。

2022年04月27日(水曜日)

先日10年以上デイサービスに通われた方が、永眠されたと連絡がありました。デイに元気に来られた翌日の訃報の為、朝に多くの職員が気持ちを立て直す姿は、痛々しいものがありました。
上司のセリフになりますが、デイ来所の翌日に自宅で亡くなる。それはある意味、理想の人生の終焉では?
そして介護職(リハビリ職含め)とは、その人の人生最後の入浴・排泄・歩行介助・に携わる事ができる素晴らしい職業でもあるという事です。あるパート職員は、その方の最後の入浴介助ができて良かったと笑い、別の職員は最後に階段転ばなくて良かったと泣いていました。

我々の理念の一つは、ご利用者がいきいき豊かに暮らす為のお手伝いをさせて頂く事です。
現場をまわすだけの介護や、効率のみで職員の気持ちが優先する勘違い介護に疑問を持たなくてはなりません。
あくまでも主役はご利用者であり、我々は脇役でなくてはなりません。

今回、介護職の価値を落とさない介護とは、を改めて考えさせられる、お別れでした。