お知らせいきいき舎からのお知らせです

記事一覧

ビーズ教室

2025年04月18日(金曜日)

ご利用者のI様に講師をお願いし、ビーズアクセサリー教室を開催しました。小さいビーズの穴に透明な細いテグスを通したり、結んだり・・とかなり高度な巧緻性が要求される作業でしたが、ご利用者の皆様はとても集中して取り組まれていらっしゃいました。色やデザインを考える時は、目をキラキラさせ真剣にビーズを選んでいらっしゃいました。講師のI様には、経験を活かして、いきいきサポーターとしての活動を検討中です。また、作品の展示やバザーへの出品等社会参加の機会も計画しています。

運動と痛み

2025年04月14日(月曜日)

T様は膝の痛みがあり、自宅の階段昇降は一段ずつ足を揃えながら、家事は座ったり休みを入れたりしながら行っていました。膝の痛み軽減を目的に膝周囲の筋力強化などと併せ、温めや電気での痛みの緩和を行いました。ご本人の努力により徐々に膝の痛みは軽減。左右交互に階段昇降を行うことができ、家事は立ったままでも休みを入れずにできるようになりました。温めや電気・マッサージで痛みを和らげつつ、運動を通して痛みの原因にアプローチし、痛みの軽減を図り生活しやすくしていくのもリハビリのひとつ。今後も皆様のより良い生活や目標達成のためバランス良くリハビリを提供していきます。

コーラスの発表会に向けて

2025年04月10日(木曜日)

T様は幼い頃から歌うことが好きで、学生の頃は歌いながら下校をしていたそうです。そんなT様にステージでの歌の披露を提案したところ、快諾して下さいました。ステージの昇降と長時間立位保持が可能かを確認し、みなさんと一緒にマイクを使用して練習をしました。数人でリズムや音程を合わせて歌うのは難しく、T様も「私ひとりじゃないから難しいけど、歌うのは楽しいね。でも練習頑張ります!」と笑顔で話されていました。ステージでの発表では、感動を分け合うことができるよう、精一杯支援させていただきます!

主体性を引き出すファイル

2025年04月08日(火曜日)

松戸二十世紀では、その方の具体的な目標と達成に必要な能力の説明とプログラムが記載されているファイルを活用しています。目標が「自宅で転倒しない」であれば、必要な能力「ふらつきにくい体をつくる」と必要なプログラム「バランス体操・歩行訓練・低所からの立ち上がり…など」が記載され、やるべきことが分かりやすい内容になっています。職員から勧められたリハビリや活動をこなすのではなく、自らが主体となり目標と必要な内容を理解し取り組むことができるようになっています。職員に「やってもらう」「やらされている」から、自ら「やる」と思っていただけるようなアプローチを続けてまいります。

スーパーで寿司を買いたい!

2025年04月04日(金曜日)

S様は、近所のスーパーに行って好きな食べ物(寿司)を買うことを目標にされています。実現に向けて先ずは、ご利用者へのお菓子の配膳・選択を職員と一緒に行って頂きました。立位保持時間の延長・持久力向上・カート練習が目的です。実際行って頂くと、「自分でも誰かの為に何か出来ることがあるのが嬉しい」とおっしゃったり、ご自分から「今日はお菓子を配らなくていいの?」と職員に声をかけられることもあります。次の段階の目標はデイの必要用品を職員と一緒にスーパーで買うことです。今後も利用者様の目標を実現できるよう支援して参ります。