お知らせいきいき舎からのお知らせです

記事一覧

屋外での活動

2025年06月09日(月曜日)

北小金の事業所では、外を歩けるようになりたい・気分転換をしたいという気持ちに寄り添い、屋外にでることを積極的に取り組んでいます。自宅から出る機会が減っている方にとっては、職員と一緒に安心して屋外にでられる時間は有難いというお言葉もいただきますが、実は私たち職員にとっても特別なものになっています。それは目標距離を歩き終えた時の清々しい表情や、車椅子にのって風景を楽しまれている表情など、達成感や解放感といった感情の変化を見ることができるからです。これからも四季折々を感じながら、一緒に屋外にでることを継続していきたいです。

相手を気遣う心

2025年06月02日(月曜日)

先日、音読の時間で感動する場面がありました。参加者の人数分の教材を率先して配布して下さるご利用者。ページをめくりにくそうにしている方がいたら自然な流れで手伝って下さるご利用者。お互いの気遣いに「ありがとう」の言葉が溢れて温かいひとときとなりました。年齢を重ねることにより体を思うように動かせない場面が多くなってきていても、相手への気遣いの心は忘れないものなのだと気付かせていただきました。少人数制だからこそ生まれる交流の場。これからもその時間を大切にして参ります。

「台所に立ちたい」の達成のために 

2025年05月30日(金曜日)

Wさんは利用開始当初、腰痛があり長時間立っていると足が痺れてきました。また、麻痺による左腕の動かしにくさもありました。そのため、料理はご主人が行っていましたが、ご本人には最後まで働き続けたいという思いがあり特に料理は自分でやりたかったのです。そこで、台所仕事復帰プロジェクトを立ち上げ、デイサービスでの1日を有効活用できるようご本人と内容を吟味しました。コツコツと遂行され、その結果、ご自宅でも少しずつ台所仕事をやれるようになってきました。ご本人からそのお話を伺った時には、私達も目頭が熱くなりました。今後も皆様の思いを少しでも達成できるよう尽力して参ります。

呼吸法で心も身体も健康に!

2025年05月28日(水曜日)

呼吸は「酸素を取り入れる」だけではなく、全身の機能に影響する重要な動作です。浅い呼吸は交感神経を優位にし、疲労感・緊張感・意欲低下を招きます。姿勢や胸郭の硬さ、呼吸筋の低下も悪循環を生みます。リハビリでは腹式呼吸、口すぼめ呼吸、胸郭の柔軟性を高める運動を組み合わせ、呼吸の「質」を高めていきます。「動作と呼吸の連動(例:吐きながら立ち上がる)」は転倒予防や持久力向上にも効果的です。呼吸を整えることは身体機能の回復だけでなく心の安定にも繋がります。おすすめは2分間、「5秒吸って、5秒止めて、7秒かけて吐く」呼吸法です。まずは1日1回、深い呼吸を行いましょう。

回復を諦めない

2025年05月26日(月曜日)

Aさんは定年を控え、これから第2の人生を謳歌させる予定であった、2年程前に脳血管障害を患いました。退院時に、車いす生活ですと言われた時は言葉にならなかったそうです。そんな絶望の淵にいたAさんが、今では家族とディズニーシーに行き、趣味であるゴルフを楽しまれています。どんなリハビリをされたのか?

①適切なリハビリを行った

②それを継続した。

この2点しかありません。適切なリハビリとはどんなリハビリなのか気になる方は一度ご相談下さい。