「絵を描くのが好き。」そんな話をしてくれたHさん。現在進行性の病気により、利き手がうまく使えず、体の傾きもみられています。しかし絵を描く時は自ら描きやすい姿勢に正し、非利き手でも迷うことなく自由にペン筆を走らせています。豊かな感性をもつHさんが描く絵は勢いもあり、見た人の感性で捉え方がかわる、とてもユニークな絵を描いてくれます。ペンを握り始めた姿を見ると、真っ白のキャンパスにどんな絵が描かれていくのか毎回わくわくしています。ご本人が好きなことに取り組む姿は、一番輝いている姿だと感じます。これからも一人一人が輝ける場を作れるようにしていきたいと思います。